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消毒済み
書かれた紙を
踏み越えて
新しい部屋には
跡形もなく
#短歌
すり鉢の壁をゴロゴロのたうって
頭を打ってもそこが見えない
体温が異なる2人寝転がり
そうだそれでも私は君を
今日の朝 運び込まれた段ボール
私の暮らしよ 前に進め
繋いでる君の手の中、生臭い
血と肉、骨で繋がれている
朗らかな笑った声を思いだす
日差しの中で溢れる涙
しばらくは私を見てて欲しくって
貰った花を部屋に飾る
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