2016-06-09 短歌と背景 短歌俳句 路を走る 汚水のように 地下鉄は人間乗せて 配下でうねる#短歌地下鉄の先頭車両に乗って、運転席を覗いてみるとライトが線路や壁を照らしているのが見えた。地下鉄の外はいつも真っ暗で揺れも少ないとどこを走ってるかわからなかった。でも、ライトに照らされた道には、地上線と違ってさびていないピカピカに光る線路があった。壁もすぐそばまで迫っているなかを何度もカーブしながらすごい速さで動いていた。静的だと信じていた地下鉄の動きを見て、まるで生き物のような躍動感を感じた。