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読書:医師のつくった「頭のよさ」テスト(本田真美)

 医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

 

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

 

 

自己表現をうまくできるようになれば、もっと上手く人とやれるのではないか−これが、このブログを始めたきっかけである。最初は、職場の人に相談を相談しようと思ってもできない自分に悩んでいた。自分の苦手なことのサポートを依頼するのはとても難しいものだ。ところが、そもそも、自分のことを正しく認識もできていない面があるとも気づいてした。自分を正確に人に伝えることは難しい。自分の特性を、A把握し、B認め、C表現することが必要だからだ。

 

 C表現に課題を持ってブログを始めた私は、試行錯誤を重ね、B弱みを認めることの大切さ気づくことができた。そして、気になったのは私の特性をA把握出来ているのかという点である。普通の人が簡単にできるのに、私にとっては難しいことがたくさんあるという自覚がある私にはAももしかして大きな障害かもしれない。以下は、失敗をして知った自分の欠点である。最近私は、何か失敗をする前に自分の弱点を知りたい−そのように考えていた。

 

・10以上の個数を数えられない(大量のプリントなどを整理するときは、掛け算を駆使している)

・手先が不器用で、紙を正確に折ることができない

・指示された手順通りに動くことが苦手

・口頭での指示が頭に残らない

 

 本著は立ち寄った本屋に置かれていた。副題に「認知特性から見た6つのパターン」とあり、まさしく私の自分では不可視の特性を捉えるヒントになるのではと思い、手に取った。文体はロジカルで読みやすく、またメッセージとして特性に合わせて最大限伸ばすことを打ち出しており、私のような不器用な人間はとても励まされた。本著内の認知特性テストがあれば、誰でも自分の特性を数値化して傾向を知ることができるので、私の悩みはかなりクリアになった。

 

 しかし、本著の内容と併せてもう一点気づいたことがある。私は失敗をする前に弱点に気づきたいと考えていた。つまり、失敗をして人に迷惑をかけなければ自分の弱点に気づくことはできないという前提も持っていた。確かに、私は現実逃避の傾向があるので、自分の弱点を早めに気づくことは難しい。それでも、本著で指摘された幾つかの特性は、失敗を経験しなくても知ることができていた。それは、友人からのコメントによるものであった。

 

 例えば、柔軟性があると言われたことがあり、なるほどと納得したことがあった。自分では当たり前の判断が、そうでない特性を持っている人には可視化されていたのである。そういえば、私が自分で自分の弱点を認識することを避けているのも、人と話していて気づいたことである。

 

 今回、認知特性テストを受けて、自分への理解を深めることができた。また、おそらくは、より人の意見に耳を傾けることで、特性を深く知ることができていくのではないか、と感じている。

 

✴︎追記:忘備録代わりに自分の特性を記す

【認知特性テスト】

①視覚優位−カメラアイ 30点

②視覚優位−三次元映像 25点

③言語優位−言語映像 30点

④言語優位−言語抽象 18点

⑤聴覚優位−聴覚言語 14点

⑥聴覚優位−聴覚&音 14点

【能力の種類】

○低いもの

・聴覚的ワーキングメモリー

→話を聞く時相手の顔ばかり見てる!メモをしっかりとろう💦

・空間認知力

・処理能力

・手先の巧緻性

・粗大運動能力

・秩序生

・遂行能力

→スケジュール帳が私を助けることは実感!

・継続力

・時間感覚