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How to connect the world? How to express myself?

読書:

 最近、文章が前ほど早く書けなくなってきたり、1日にこなせることが減っている気がして不安。なので、モチベーションあげようと思ってブックオフで買った。


 実は以前に本屋に行った時にあらゆるアプローチのビジネス書が出ている中で、筆者の本だけは作者コーナーが設けられていたことに気づいたことがある。たくさんの本を執筆している人の段取り力を知れば、私もできることが増えるかもと考えたのも、この本を選んだ理由である。


 あまり深く考えずに買ったが、解説を池上彰さんが書いていたので、買った時より真剣に読んだ。

段取り力―「うまくいく人」はここがちがう (ちくま文庫)

段取り力―「うまくいく人」はここがちがう (ちくま文庫)


 内容は「段取り力」についてであるが、これはかなり広義に設定されている。イベントの準備などに限らず、あらゆる仕事において自分のベストパフォーマンスを出す流儀が筆者の提唱する段取りである。そして、この本の独自性は筆者のあるべき流儀をマニュアル化するのではなく、読者に自分スタイルを発見させることである。そして、そのスタイルはあらゆる仕事に共通のものであるからこそ、それを意識してブラッシュアップさせることが大事だと説いていた。


 さらに本の書き方については筆者のスタイルがかなり細かく紹介されているので、文章を書くという目標においては具体的に参考にすべき箇所がいくつもあった。


 また、段取り力という仕事に通底するスタイルを考えることも励まされた。広く浅くなってしまった自分の経験を考えて不安になることも多かったが、自分スタイルはどこでも磨ける可能性があるとわかった。