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つるつると小洒落たビルの片隅で
昼寝しながら音が遠くて
#短歌
濃紺の夜空に星がきらめいて
今年も冬が来たと知る夜
這う虫を 愛しと思う 午後3時
週の残りも 安らかであれ
やりきれない 虚しさこそは 私の
懐かしい味 ぬるい風呂水
もやもやと脳がほどけてつかんでは
君への返事書きあぐねてる
#短歌
空っぽの風に吹かれて眠る時私の下の砂が流れる
ぬるい風 眠れぬ人が さまよって
月に照らされ セミが鳴いてる
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