2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「違うのかよ」 作業に入り 突然の 荒い言葉に そっと距離とる #短歌
人が来る 慌てて掃除し 亡き母の 家庭訪問前と 同じ汗かく #短歌
「スーパープレゼンテーション」という番組がある。「TED」でのプレゼンテーションと前後に簡単な解説が入る構成だ。 今回見たのはバリ島でゴミ袋削減のプロジェクトを行った小学生の姉妹だった。プロジェクトの内容もさることながら、プレゼンテーションも…
今日はもう 軽めじゃなくて お願いね だってあなたは いないで飲むから/『カクテル』sundy1987 #うたの日 #tanka http://utanohi.everyday.jp/open.php?no=843a&id=7
ぽっかりと 穴が空いた 夜は人を 恨むけど底に 見知った傷あり #短歌 傷ついて 心の穴に うずくまる ああ自らが 掘ったのであった #短歌 傷つきて 心の穴に 蹲り(うずくまり) かつて自ら 掘りにけると #短歌 ※結局、最初のがいいなぁ…でも、自分が掘った感…
受信した 広告つげる 君からの 連絡なしは バグには非ずと #短歌
暇すぎて 携帯いじる そうきっと マメにポストを 開ける老人 #短歌
君の名を ようやく前の 男とは 間違えなくなる ころ別れ来る #短歌
ご飯食べ スマホをのぞき テレビ見て 冷め切った頃 残りを口に #短歌
著者の小林紀晴さんの「国道20号線」という小説が子どものころ大好きであった。学校をさぼって通った図書館で何回読んだか覚えていない。今から考えると、碌に内容も分かっていなかったと思うが、鬱屈とした空気感がその時の気分にぴったりであったのであろ…
暑さすら 心地よくなる 眩しさは 君と一緒の シーサイドゆえ/『海』sundy1987 #うたの日 #tanka http://utanohi.everyday.jp/open.php?no=842a&id=20
排水の 絡まった 糸をほぐして 流し去る 月夜 猫背晒して #短歌
ありあまる 時間に飽きる 夏休み 文句いいつつ 働く良さよ #短歌
普遍なる 元素集めて 組み合わせ 命と心 ひしめく星は/『組』sundy1987 #うたの日 #tanka http://utanohi.everyday.jp/open.php?no=841c&id=10
どうやって 届いているか すら知らぬ オンラインへと 今日も文字打つ #短歌
北米でネイティブ・アメリカン(本著内ではインディアンと表記なので、以下インディアンとする)が全て、保護された後に発見されたイシと呼ばれるインディアンの伝記である。イシは自身の種族が全滅したのちに、白人たちに発見され、全く生活スタイルの異な…
髪洗う 意味を無くして 一人住み それでも痒さに 生を知るかな #短歌
眠れても 夢のまにまに 怒られる シーン挿入 明日は月曜/『月曜日』sundy1987 #うたの日 #tanka http://utanohi.everyday.jp/open.php?no=840c&id=1
見栄すらも ごろんと内から 出してみて そっと悲しい 歌に変えおく #短歌
ホチキスで 折りたたまれた 脇の葉を 花束ほどき 伸ばして生ける #短歌
ありふれた 路傍の草に とりどりの 色揃いおり 知らぬを知るや ありふれた 路傍の草に それぞれの 緑ありけり 知らぬを恥じる #短歌
良き歌が 果たして何か 分からねど 溢る想いを ただ写し取り #短歌
ポストまで 戸籍転出 届け来て 剥がされたての 付箋を思う/『転』sundy1987 #うたの日 #tanka http://utanohi.everyday.jp/open.php?no=839c&id=14
裏切られ 傷ついた日から 決めたこと 私のために ちゃんと生きる #短歌
ちゃんとした 顔であなたと 会いたくて いつもの掃除 少し強めに #短歌
2回目の デートもきっと 上手くいく ラッキーカラー 桃色の靴/『桃』sundy1987 #うたの日 #tanka http://utanohi.everyday.jp/open.php?no=838a&id=1
朝起きて 予定あること ありがたき 久しぶりなり 日の光かな #短歌
寂しさを 一人ベッドで 埋めたくて 画面の文字追う 君には会えない #短歌
テーブルは 私の寂しさ 覚えてる 萎れた花も 一人のご飯も/『テーブル』sundy1987 #うたの日 #tanka http://utanohi.everyday.jp/open.php?no=837a&id=2
寂しくて このまま明日に 渡れない 誰でもいいよ おやすみと言って #短歌