ブログ：雑感（書きそびれていたことの忘備録）
書きそびれていたことの忘備録
◆コミュニケーション
本を読んでの感想で忘れていた。良いコミュニケーションの条件とは、相互作用があること。自分自身が変わることを前提としていないコミュニケーションは意味が無い。
◆適切な論理性
大好きな本が絶版になっていた。しかし、実はこの本は少し難しくなっているのかもしれない。この本の素晴らしいところは、小手先のテクニックでも逆に精神論でもなく「空雨傘」という概念を最初に徹底的に教えてくれるところである。現実を踏まえて問題解決案を作るという大前提を私たちは忘れがちなのだ。この順に沿って試行をすれば、あらゆるテクニックや精神論は有用であるし、これが無ければ無用の長物である。
しかし、この本が少し難しくなってきていると感じるのは、第一歩の現実を適切にとらえるということが難しくなってきているからだと思う。これは、私たちを取り巻く環境があまりにも難しくなってしまってきているからかもしれないし、私たちの思考力も落ちているからかもしれない。「適切に」現実を見るということは非常に難しい。なぜなら、現実というものは多面的であり、全てを把握することもできないからだ。そのため、「問題意識」を設定した上でそれに沿って現実を見ることが重要になるのであるが、、、、これが難しい。
その前の章に書いてある、あらゆることは問題解決が可能というページがそれにあたるのであるが・・・・実際にぴんと来る人はいないであろう。私たちは、解決できない問題というものに慣れすぎている一方で、語られる成功体験やロジックというものにも慣れすぎているのだ。問題解決への諦めと自分の頭で考えることを手放している私たちには、少し最初のハードルが高い…と気づかされる。
いっそのこと「理想ー現実＝問題」位、わかりやすく書かないと分からないかもしれない・・・！というよりも、そこのハードルを下げて再販してほしい・・・！
◆ブログを書いていて
少しずつ自分の考えをまとめられるようになってきた一方で、書き方が雑になっているような気もする。それでも、振り返ると前よりもはるかに自分でよく考えられるようになってきているので、書いていて良かった。
とは言っても、まだ二カ月。これを続けることと、見返すことが重要なのであろう。
